妄想愛車遍歴的 マツダ 新型ロードスター 試乗レビュー!! 前編
みなさん、こんばんは。
夕方に少し寝てしまい、今の時間に寝れなくなって困っているROBOCOPです。
今夜はマツダの新型ロードスターをレビューしていきたいと思います。
まず、以前の記事でも書きましたが、ロードスターを試乗した日はTOYOTA 86とSUBARU BRZの2車種も合わせて3件はしごして試乗しています。
同じ日に試乗した記事をまだ読んでいない方は是非、こちらもどうぞ!
では、ロードスターの試乗レビューに参ります。
まず、86、BRZの試乗記事でも書いておりますが、今回購入予定はAT車ですので、試乗もATのみです。
よってMTの試乗のイメージとだいぶ異なる可能性がありますので、ご了承ください。
試乗グレードは最上級のS Leather Packageでした。
まず外観ですね。
ロードスターの代名詞といえるロングノーズショートデッキですね。
横から見ると、ずいぶんコンパクトに見えます。
調べてみると、新型ロードスターの全長は3915mmで、旧型よりも105mm短く、全幅は逆に15mm広がって1735mmになっています。ホイールベース(前輪と後輪の間隔)は2310mmで、旧型よりも20mm短くなっています。
全長は105mm短くなっているのに、ホイールベースは20mmの違いということは、全長からホイールベースを差し引いたオーバーハングは、フロントで45mm、リアで40mm短くなっているということです。
全高は新型が1235mmで10mm低くなりました。
見た目はとてもROBOCOPの好みです。
伝統的なオープンカーのスタイリングで、今までのロードスターよりも鋭い目つきになり、よりスポーティになった感じがします。
ただ、1つだけ残念なのは今現在では電動ハードトップの設定がないこと。
今現在ではというのは、マツダは以前にも後出しで電動ハードトップを出したことがあるし、今回の新型ロードスターでもヒューズボックスに電動ハードトップのヒューズの場所が初めから用意されているため、おそらく後出しで出てくる可能性があるから。
ただ、乗った感想で書くけど、ソフトトップも条件が許せばいいなと思いました。
実際にディーラーで試乗するために乗り込む際は特別低いとも感じず、普通に乗れたんですが、ここで残念なポイントが。
ROBOCOPは身長182cm、体重90kg近い大柄体系のため、乗り込む際高さ方面はあまり気にならなかったんですが、前後方向に狭さを感じました。
乗り込むのが若干辛かった印象です。
スポーツカーなので、乗り込む際に低さを感じるのは気持ちを盛り上げる良い味付けになると思うんですが、前後方向に狭さを感じるのは、ただ単純に安っぽいイメージに感じてしまいました。
ROBOCOPの体格なら仕方ないのかなとも思いたかったのですが、86、BRZでは全く感じなかったので、やはりROBOCOPのような体型の人はロードスターはきついのかもしれません。
ただし、誤解のないように言っておくと、いざ乗ってしまえば特に窮屈な感じはしませんでした。
ソフトトップも頭が触れるということはないですし、ROBOCOPは決してスリムではありませんが、横幅も嫌な感じは全くなく、囲まれ感がしっかりあり、スポーツカーに乗っているんだという感じがしました。
前方視界も良好で、86、BRZでもあったヘッドライト付近の盛り上がりによって車両感覚は掴みやすく、コンパクトな車体ということもあり、乗りやすさは抜群だったと思います。
ディーラーは上を高速が通っているような大通り沿いにあるので、大きな歩道からの段差を降りて車道に出ます。
この際、かなり揺さぶられるなと感じました。
最上級のグレードなので、純正の最高の足回りが大きく揺さぶれることに違和感を感じながら車道に出て、次の交差点まで約60mほど加速していきます。
そこで出てくるのがエンジン音ですが、AT特有の滑り感は結構あります。
構造上仕方ないんですが、正直86、BRZに乗ったときよりひどく感じました。
ドライブモードは明らかにスポーツにしてあったんですが、ノーマルで試乗したBRZよりも感覚は良くなかったです。
交差点を左折する際は大きく右にロール。
これもROBOCOPの好みに合いませんでした。
ロードスターの外観や前評判から想像していたしっかりとしたハンドリングがあまり感じられず、普段乗っているキューブキュービックの方がロールが予想できるだけマシに感じてしまうほど。
でも、ロールからの戻りというか、落ち着くまでの時間は確実にロードスターは素晴らしいと感じました。
でも、これなら、買ってすぐに足回り交換したくなっちゃいますね。
ディーラーを出て少し走ると工業地帯というか、ほとんど車の通らない直線の道に出ます。ここでMTモードを使い加速してみますが、なんとなくエンジン音の盛り上がりと加速にしっくりきません。エンジンがまぁまぁ大きな音で唸っているのに、法定速度まではまだ10 km/h足りないくらい。
ギア比の選択をミスっているのかと思って何度かいろいろ試してみたんですが、根本的にロックアップする範囲が狭いのか、広すぎるのか・・・
ただ、一点だけ褒めたいところが!
それは、ここ!!
みなさん気づきますか??
マツダ車は前からそうみたいなんですが、マニュアルモードのシフターが引いてシフトアップ、押してシフトダウンなんです!!
これは素晴らしいです。
っていうか、スバルもトヨタも含めて世の中の車は押してシフトアップ、引いてシフトダウンって意味がわからない。
もちろん安全性とか、いろいろ考えてそういう風に設定してるのはわかりますが、普通に考えて、加速している時は引く方向にGがかかっているんだから、引いてシフトアップするのが自然だし、シフトダウンするのは減速するとき、もしくは減速しているからシフトダウンするわけであってそのときは押す方向にGがかかっているんだから押してシフトダウンするのが自然です。
レースカーなどのシーケンシャルシフトも引いてアップ、押してダウンなことからも明白です。
もちろんパドルシフトがあるんだからパドルで操作すればいいんだろうけど、どうもROBOCOP、パドルシフトでギアを変えるのがゲームしているみたいで嫌なんです。
どうしてもフロアシフトしたい。
そうすると逆パターンを使わなければいけない(86、BRZは逆パターンです)となるんですが、ロードスターは純正状態できちんと自然な方向なんです!
純正状態でとしたのは、86、BRZもシフトパターンはただのスイッチなので、配線を変更すれば前後逆にできるからです。
でもできれば純正状態でこういう仕様になっていてくれれば嬉しいですよね。
と、ここまで書いていたら、いつの間にか2700文字超えてしまっていたので、後編に続きます。
おやすみなさい。